2010年9月5日日曜日

金沢と取っ手 その1

先日、金沢に行ってきた。
食べ物も美味しいし、みどころ満載で魅力的な街だったが、その際見つけた取っ手をご案内したい。

まずは新幹線車内販売のパンフレット。(いきなり金沢じゃなくて申し訳ない)
ポットに取っ手を発見。Suicaのペンギンが手を添えている、車内ワゴンの取っ手もいい感じだ。
お弁当の紐の結び目も取っ手では、とおもうのだが、どうだろうか。
似たようなヤツで、酔っ払ったお父さんが紐でしばった寿司折りをぷらぷらさせながら持って帰るお決まりのシーンがあるが、実際にはあんなの見たことない。新橋にでも行けば見れるだろうか。取っ手写真としておさめておきたい。

乗換駅の越後湯沢で購入した、エチゴビール
車内で飲むビールはまた格別だね、と飲んでいたら見つけてしまった。トレードマークの山羊の手にビールグラスの取っ手。
Suicaのペンギンといい、このビールといい、この時ばかりは自分でもよく見つけるなぁと呆れた。
ペンギンも山羊も、まさか取っ手があるからという理由でWebに公開される日が来るとは思っていなかったろう。

金沢に到着後、ひがし茶屋街の茶屋のひとつ、志摩を見学した。
ひろま」で発見した、襖の取っ手(正確に言えば引手)だが、驚いたことに七宝焼きの装飾が施されている。
説明によると「お茶屋は造作づくりを競いみがき、贅沢を極め、ついに町奉行の検分に際して差止めを受けた」ので、「襖の引手に七宝を施し、釘隠しに漆塗りの造作を用い、許される限りの贅を尽くした」のだという。
もし町奉行のチェックがなければ、これ以上に贅沢な取っ手になっていたというのか。
そんな取っ手、僕には想像ができない。金銀ダイヤでも散りばめるのか。すごいぞ金沢。

~次回へつづく

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